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「無駄な抵抗はよせ」はよせ

muda160.jpg 「無駄な抵抗はよせ」はよせ
WAC

定価:857円(税別)
ピンチ脱出に、集めた科学と知恵を伝授します
 

本書は全国の書店またはamazonなどのネット書店でお求めください




目 次

「無駄な抵抗はよせ」はよせ 目次

まえがき


第1話 脳の再生に記者が挑む ゲスト 若狭毅氏

娘の顔が思い出せない
読めなくなってしまった新聞
トランプゲームで脳を活性化
何歳になっても脳は進化する
人の話が聞き取れない
〝恋愛脳〟を鍛えよう!
英才教育の向かう先
断食が記憶力を伸ばす
記憶を失った講談師

第2話 ジャンボ機長の健康管理 ゲスト 小林宏之氏

二〇代の健康体を生涯守る
老化にストップをかけよう
老眼が治った!
還暦まで選手生命を保つ
上空から目撃した絨毯爆撃に向かう編隊
あこがれの地ハワイに飛ぶ
乱気流は予測不能
ジェット機を襲う火山灰
一〇メートル差のニアミス事故
あたりまえの努力が危機を避ける
一流のパイロットとは......

第3話 よく眠るための科学 ゲスト 井上昌次郎氏

眠りは脳の調整装置
昼寝で仕事の効率アップ
脳の働きを一五分間休める
眠りながら泳ぐイルカ
脳と睡眠の深い関係
百種類の睡眠障害
睡眠障害後進国ニッポン
交通事故が増える時間帯
寝る子は育つ
アルコールは有害無益

第4話 誰でも足が速くなる ゲスト 小林寛道氏

日本人も陸上競技で勝てる
カール・ルイスを超える走り
二〇分の練習でスピードアップ
誰でも運動神経は良くなる
赤ちゃんの運動神経
「ナンバ歩き」が運動能力を高める
競走馬の足も速くなる
さらば星飛雄馬の根性論
科学の目でスポーツを見る

第5話 ストレスと人間のつきあい ゲスト 森本兼曩氏

良いストレスと悪いストレス
堪えがたい伴侶の死
衝撃を受け流す。しだれ柳
がんばりすぎには要注意
唾液でストレス反応を測る
散歩や睡眠で免疫カアップ
笑いが免疫力を高める
健康を保つ八つの法則
仕事はほどほどにサボる
ときにはストレスから逃げよう

第6話 無駄な不安を抱えない ゲスト 川村則行氏

「病は気から」
目に見えない深刻な疲れ
寿命を延ばした末期ガン患者
自己治癒力を高めよう
「心が強い」って何?
自律性を大切にしよう
他人の脳はどんどん借りる
間違えてもいい!

第7話 元気になるトレーニング ゲスト 有田秀穂氏

〝心の複雑骨折〟は薬で治るのか
セロトニンは元気の源
オヘソの下に力を入れる
フラダンスを踊ろう
雑念を排してひたすら歩く
第一関門は一〇〇日間の壁
一分間の涙で頭をリセット
演技で涙を流す仕組み
映画で〝週末号泣〟しよう

第8話 究極のダイエット ゲスト 岡田斗司夫氏

ダイエットの失敗パターン
〝体重の借金総額〟を知ろう
四九歳にして伸びた身長
食べすぎた日のことは忘れる!
〝太らないカレー〟の作り方
安物のチョコは食べない
やせたら変わった娘の態度
リストラで経済効果をひねり出す
家計簿を続けるコツ
まずは悩みをメモしよう

あとがき

帯 【表】

帯の画像はこちら


■立ち読み■

まえがき


「無駄な抵抗はよせ」と悪玉に恫喝された途端、かえって闘志がかき立てられ、起死回
生の秘策を瞬時に思いついてしまい、鮮やかな大逆転劇を展開するのがヒーローという
ものです。ただし残念ながらヒーローは変身が遅く、了見も狭い。悪の親分を倒すこと
しか考えていない。悪玉は世界征服をめざしているのと比べて、夢が小さすぎる。


  ヒーローでもヒロインでもない我々は、ピンチになれば「もう何をしても無駄かも」
と思ってしまいがちでしょう。
事故で脳を損傷するような災難であれ、身近な人の死のように誰もが避けがたい不幸
であれ、通算×回目のダイエット挫折というような悲喜劇であれ、喪失や失敗に直面し
たときに無力感を抱いてしまうのは、無理のないことかもしれません。


 では、「無駄な抵抗はよせ」は本当に正しいのでしょうか。もしそれが正しいのなら、
ただ老いていけ、化粧をするな、ジョギングも無駄だ、寝た切りをめざせ、というよう
なことになってしまいます。ならないのかな。
ともかく、ごくありふれた初老の男性がパシッと背広をきめている姿と、パジャマみ
たいなトレーナーを着て肩を落としている姿とでは、外見が違うだけなのに、それが昨
日と今日という違いがあるだけで同一人物だとは、なかなか気づかないものです。


  本書にも登場する、例えば還暦を越えてなお二〇代の若者と同じ身体検査を突破し続
ける現役パイロットは、五分間の小さな努力を積み重ねているのでした。あるいは、子
どもとトランプゲームを楽しむことで、新聞も読めないほどの脳障害から復活した新聞
記者がいます。泣きたいときには泣くこと、太陽を浴びながら身体を動かすことが極め
て有効なストレス対策として注目されているという事実なども専門家によって指摘され、
私も遅まきながらやり始めてみました。肩もこらなくなり、筋力も快復し、しかも安上
がりの効果に驚かされています。


  本書でお会いした脳科学、ストレス医学、ダイエットなど各分野の実践者・研究者た
ちが教示してくれたのは、普通の人が無理なく時には楽しく努力することで、ピンチを
打開していく人類の叡智です。
そこには、いわゆる不屈の闘争心やド根性は必要ありません。


 専門家の優れた知見を拝借し、組み合わせることで、愉快かつ有効なレジスタンスを
繰り広げていただきたい。そんな願いを『「無駄な抵抗はよせ」はよせ』という題名にこ
めました。


お楽しみください。そして、ちょっとだけ、また前に行動を進めましょう。


                               

日垣 隆

第2話 ジャンボ機長の健康管理
立ち読み(PDF版)はこちら

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