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秘密とウソと報道

himitsu160.jpg 秘密とウソと報道
幻冬舎新書
定価:740円(税別)
なぜメディアはウソにひっかかるのか。捏造を見抜けなかったのか。
ジャーナリズムの本当の危機に切り込む
本書は全国の書店またはamazonなどのネット書店でお求めください





目 次

秘密とウソと報道 目次

まえがき

第一章 「正義」のイヤらしさ

六八歳でもモテる理由こそ知りたい
伊藤博文のお妾遍歴を暴く明治時代の新聞
かつて新聞は週刊誌の機能も果たしていた
不義密通をネタに新聞連載を始めた島崎藤村
島崎藤村に捨てられた姪への直撃インタビュー
自分が引導を渡した死刑囚に無関心な元検察官
一分半の確認を手抜きする困った編集者
特捜が扱う事件はすべて「国策捜査」だ
「議員になればカネが儲かる」への異議申し立て

第二章 他人の秘密は蜜の味

秘密の正体は必ず誰かが知っている
カフカの『変身』に出てくる不思議なお婆さん
ヘアヌードを一冊二〇ページ以上載せられない週刊誌
フランスでは大統領に隠し子がいても問題なし
政府広報は新聞記者のメシの種
守秘義務を定めた書類に署名させても無意味
事件の最大要件に何の疑問ももたない新聞記者
警察発表のコピペでできている新聞のべ夕記事

第三章 スクープかフェアネスか

山崎朋子『サンダカン八番娼館』的問題
社会正義のためなら泥棒しても許されるのか
警察の内部資料を全部コピーしてしまった佐木隆三さん
鎌田慧さんはなぜ仲間を最後まで騙したのか
『自動車絶望工場』の取材方法はフェアではない
警察署ロッカーに隠れて取材するのが褒められた時代
盗聴器を仕掛けてクビになった朝日新聞記者
「国民の知る権利を代弁」の実態は人間盗聴器

第四章 奈良少年調書漏洩事件

捜査資料を無断で撮影しまくった講談社のカメラマン
供述調書の丸写しでできあがった本
法務省の元同僚を憎んでいた草薙さん
崎濱医師の鑑定は発達障害の少年への逆差別
「公権力の介入を招いた」以前のお粗末な経緯
精神鑑定書の著作権は精神科医のもの?
ただ一人「情報源の秘匿」にこだわり続ける滑稽さ
三三年間も情報源を隠し続けた米ジャーナリスト
大統領にもFBIにも萎縮しないアメリカ民主主義

第五章 「週刊新潮」大誤報事件

朝日新聞阪神支局襲撃を実名で告白
何のつながりもない事実がウソを信じる理由に
ウソに引っかかるケースの典型的パターン
「空想虚言」の四つの特徴
カネも売名も目的ではない、快楽としてのウソ
タイトルだけ見れば中身がわかる朝日新聞の社説 なぜ阪神支局襲撃事件を毎年追悼するのか
一〇〇%のウラ取りなど不可能だ
クロスワードを日本に紹介したのは誰だったのか

第六章 この世はウソの地雷原

ウソには五つの種類がある
坂本弁護士一家失踪事件、「謎の男」の証言
「不自然だから」とかえって信じてしまう心理
ウラ取りが全然できなかった江川さん
「犯人蔵匿罪」と「大スクープ」のせめぎ合い
大誤報をギリギリで回避した「週刊文春」

第七章 足利事件――誰が捏造したのか

「精液のDNA型が一致」と発表した科警研
肝心の質問にまったく答えられない技官たち
血液型診断の精度をちよつと上げた程度のレベル
DNA型鑑定第一号のPR材料にされただけ
この期に及んでも悪あがきしていた栃木県警
科警研は捏造していたとしか思えない
菅家さん逮捕後も新しい事件が起きていた
事件の真犯人は未だに捕まっていない

第八章 名誉毀損――高騰して何が悪い

「『サンデー毎日』は電車賃をケチる」は名誉毀損か
五〇〇万円ルールはどうやってできたのか
「命」の値段に計算式があるように
名誉毀損高額化の言質を取りつけた公明党議員
高額判決は本当に理不尽なのか
初の一○○○万円支払いを命じられた空想虚言記者
「女性セブン」や「週刊エコノミスト」でも書いていた
メディア自らが招いた状況
「言論弾圧」と言い続ける発想は不健全

第九章 リスクとチャレンジと謝罪

いわゆる「西山事件」こと外務省機密漏洩事件
西山太吉記者の"悪魔のささやき"
「生理だってかまわないよ」と説き伏せる
「書類をこっそり見せてくれないか」
不買運動で毎日新聞の部数は五〇万部減
「そのこと」を誰も質問しない、西山記者の講演会
単なる特ダネほしさで二人の人生を破滅させた
一七人の有罪判決をひっくり返した一枚のメモ
「情を通じて」特ダネを取ったもう一人の記者
松川事件のスクープこそ語り継ぐべきだ
真犯人を名乗る空想虚言男、松川事件にも登場
謝罪に絶対必要な三つの要素
「ジャーナリズム」の反対語は「マンネリズム」

第一〇章 有料ジャーナリズムの終焉?

一五七万部から七万部に落ちた「サンデー毎日」
定期購読者三万人で儲けるビジネスモデル
黒字のまま休刊した「噂の員相」
雑誌ジャーナリズムは死なない
誰も唯一の重要な質問をしない草彅さんの記者会見
記者クラブに蔓延する奇妙な暗黙のルール
「終わった」と悲観するにはまだ早い

あとがき
帯 【表】

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