ID:

パスワード:

前の記事| |次の記事

裁判長お気を確かに!

saibancho-okiotasikani160.jpg PDF版 裁判長お気を確かに! 


定価:315円(税別) 

 日常に起こりえる痴漢被害と痴漢冤罪。痴漢冤罪はなぜ起こるのか? 厳罰化とともに顕在化した痴漢犯罪裁判の問題点を明らかにする



目次

なぜ痴漢冤罪は頻発するのか
金もらっても、あんただけは触らんわ
痴漢行為と痴漢類似行為はどう違う?
如何なる行為が痴漢と呼ばれているのか
これが痴漢犯罪の"証拠"?
痴漢の重罰化がもたらしたもの
条例違反と刑法違反
痴漢冤罪激増の最大の原因


【立ち読み】

なぜ痴漢冤罪は頻発するのか

 長いあいだ忘れていたのですが、一度だけ私も痴漢みたいなことをしたことがありました。小学校の5年生くらいだったのではないか、と思います。混雑したバスに乗っているとき、たまたま私の手が女性のお尻にあたり、それまで未知だった「いい感じ」を味わいました。いま「手」と書きましたが、「腰」だったかもしれません。

 この状態が1秒でも長く続けばいいなあ、と思ったことだけは覚えています。相手がどんな人だったか、そもそも顔を見たのか、もまったく記憶がありません。女性であったことだけは、間違いないのですけれども。

 幸か不幸か、それ以来20年あまり、私は満員電車に乗らずに済みました。サラリーマン時代も、自宅から車で五分ないし10分もあれば着く会社ばかりでしたし、フリーになり都内に仕事部屋をもつようになってからも、通勤ラッシュ時に出かける事態は、極力避けてきたため、痴漢行為に興味をもつことなく人生を終えることができそうです。

 それでも、まだ都会の生活に慣れない時期に、うっかり満員電車に乗ってしまい、そのとき本当に死ぬかと思いました。皮肉ではなく、このような状態に毎日耐えておられる方々に敬意を抱かずにはおれません。皮肉でした。

 痴漢を非難する声は相変わらず高く、逆に痴漢冤罪(えんざい)を憂える声も日に日に高まっています。一見全く相反するように見えますが、痴漢は犯罪であるという認識と、冤罪は極力避けるべきであるという認識とは、いずれにも共通しているはずです。要するに、冤罪を避けることを前提にしさえすれば、痴漢の現行犯は逮捕されて当然だ、ということになります。したがって問題は、なぜ冤罪が頻発してしまうのかを解明し、その防止策を探ることにあると言えるでしょう。

 本稿では、その難問に挑みたいと思います。
[後略]
<ご注意事項>
(1)この商品は電子ファイル(PDF)です。
(2)たいへん恐縮ですが、この画面から本商品をお買い求め頂く場合には、クレジットカードでのお支払いのみの受付とさせていただきます。
(3)クレジットカードで決済完了されると電子書籍(PDFファイル)をダウンロードできるURLをメールにてお知らせいたします。
(4)買い物かごはクイックチャージシステムを導入。一度IDを登録すると、次回からカード番号、ご住所のご入力がいりません。 ワンクリックでお買い上げいただけます。

前の記事| |次の記事

 

ページ先頭に戻るトップページに戻る