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五つ子を双子に変える半中絶技術――排卵誘発剤で激変した堕胎事情――

hanchuuzetsugijutsu160.jpg PDF版 五つ子を双子に変える半中絶技術――排卵誘発剤で激変した堕胎事情―― 


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子どもを願う母親に使われる排卵誘発剤は朗報をもたらしたが、それは苦悩の始まりでもあった――。



目次

4人産むか、4人殺すかの選択
中絶手術がよくて、なぜ減胎手術はだめか
0.3mlの塩化カリウムを胎児に注入して
「江戸時代の間引き思想」との批判もあって
自然排卵の場合に比べ25倍もの出現率
不妊症治療は身体ではなく心の治療
元気で生まれてくることだけ熱望して
隠されてきた「体外受精第1号」の事実



【立ち読み】

 石井亜矢さん(仮名)が妊娠したのは、結婚して2ヵ月後のことだった。嬉しくて、みなに報告した。亜矢さんは24歳、夫は29歳。が、間もなく、自然流産してしまう。昨年3月のことだ。

 近所の評判が高いT産婦人科では、「子宮が小さい。それに一度流産すると妊娠しにくくなるので、しばらく通院するように」といわれる。従うしかなかった。注射を何度か打たれた。半年ほどたつと、生理後5日目に錠剤と注射を併用されるようになった。

 彼女は不妊治療に通っていたわけではない。小柄で、子宮が小さいために流産したのだと思いこまされていた。だが、T医師が投与していたのは※③排卵誘発剤であった。

「いっぱいできるかもしれへんなあ」とT医師がつぶやくのを聞いて、一度だけだが、亜矢さんは抗(あらが)って注射を拒(こば)んだことがあった。
「子ども欲しいんやろ?」とT医師は諭(さと)す。確かに子どもは欲しい。けれども、結婚したばかりで、まだ若いし、いくらでもチャンスはある。何より薬を使っての妊娠には抵抗があった。

「一度流産したということは異常があったから」というT医師の断定には逆らえず、最後の注射を打ったのは'95年の暮れ。1ヵ月ほどして、それまで正確だった生理が遅れた。直感があった。1月29日には「おめでたです」とT医師はいい、超音波診断装置を見ながら、「4人いてる」とつけたした。翌日から入院することになった。

 何事もなく1週間ほどで退院する。だが帰宅した直後に出血があり、再び入院。流産して1年もたっていないだけに、彼女は何より流産を怖れていた。医師の指示に従うよりほかに、どうしようもなかった。
「2人くらいがええんちゃうか」。T医師は簡単にそういった。
[後略]
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