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「日本人の死に方」考

nihonjin160.jpg 「日本人の死に方」考 

「残念ながら、老衰で亡くなる日本人は、不慮の事故で死ぬ日本人の半分しかいない」―――日本人の死因を分析をしてみると、日本社会の現状と課題が浮かび上がってきた。本書はこのテーマについての日本初の論考である。

定価:500円 → 315円(税別) 特別割引実施中!



目次

1 覚悟
2 不慮
3 戦争
4 死因
5 比較
6 自殺
7 課題  



【立ち読み】

 2 不慮 

 昭和60年8月12日、御巣鷹(おすたか)山への航空機墜落事故で、520名もの命が失われた。その便を予約しながら、たまたま知人との食事が長引いて乗りそこない、新幹線で大阪に戻った男性がいた。

《あの晩遅くもどった男は、テレビ・ニュースで、自分が乗るはずだった機が行方不明になり、墜落したらしいということを知って、安堵した。妻も驚き、偶然の無事を喜んだ。そして、酒を飲んだ。風呂に入ったのは、もう夜中だったという。そこで彼は転倒し、頭を強く打った。どこを、どんな具合に打ったのか(中略)。よほど場所が悪かったのだろう、救急車で運ばれた病院で、男は死んだ。
 嘘のような、ほんとうの話である。》(吉岡忍『墜落の夏』新潮文庫)

 せっかく墜落事故を免れたのに、安堵して入った風呂場で死ぬとは、と読者は驚かれたのではないだろうか。それはおそらく、飛行機事故より風呂場での死のほうが滅多にないこと、との思い込みに基づいている。だが本当に、そうだろうか。

 この昭和60年に航空機事故で亡くなった日本人は総計530人である(日本航空機操縦士協会『航空事故調査委員会事務局報昭和60年版』)。断るまでもなく、昭和60年の航空事故死者数は日本史上で突出した数字であり、御巣鷹山以外での事故死者は合計10名しかいない。

[後略]
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