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見栄でもいいから英語本を読もう―『Steve jobs』をテキストに― uretemasu.png

jobs1601.png 見栄でもいいから英語本を読もう―『Steve jobs』をテキストに―


定価:500円 → 350円(税別) 特別割引実施中!

大ベストセラー『スティーブ・ジョブズ』翻訳者の井口耕二氏、『フェイスブック 若き天才の野望』の翻訳者高橋信夫氏をゲストに迎えたセミナー記録。話題の評伝を楽しみながら、ビジネスだけでなくSNSもグローバルへ向かう今、外国語とどう付き合うかのヒントに


目次

【第1部】英語を気楽に読むには ベストセラー『フェイスブック 若き天才の野望』を共訳された 翻訳家 高橋 信夫氏×日垣 隆

語学は必要性に応じて勉強すればいい
原稿料は足し算、印税は掛け算
翻訳者に求められるのは日本語力か英語力か
翻訳市場は縮小するか
それでも許され受け入れられたジョブズ
ピカソやゲーテのスピード
辞書を引かずに読み進む

【第2部】『スティーブ・ジョブズ』日米同時発売という信じがたいスケジュールのなか、たった一人で訳し切り、見事に2011年最後のミリオンセラーにした井口(いのくち)耕二氏に、翻訳業への道、日常生活、ジョブズ論、今回の翻訳裏話、秘話などを、公開インタビュー

独立のきっかけ
プロになれるのは20人に一人
一人でやるのが一番
ジョブズの死と発売のタイミング
「お父さんが元に戻った!」
英語で「蛍光灯」は何と言う?
勤勉なるフリー
こういう本が売れて良かった

【第3部】「学生ゼミ」のような詳読の試み 進行:小黒 純さん(龍谷大学教授)+日垣 隆

世界同時発売の舞台裏
翻訳家の仕事部屋
通じる言葉、通じない言葉
英文は訳さずにどんどん読む
簡単な言葉ほど難しい
お金で買う実力
なぜアメリカの本は厚いのか
翻訳家の醍醐味
本当に求められる「品質」とは
『Steve Jobs』翻訳者決定の裏側
「気をしっかりもって聞いてください」by編集者


立ち読み

日垣:本の中で「Stay foolish,Stay hungry」という名言が出てきます(英語版『Steve Jobs』P59)。もし私が訳すとしたら「ハングリー精神をもち続けよう、あえてバカでいよう」とするかな......。名言とされているもの、特にすでに日本で流通してしまっている言葉を訳すのは難しいですね。

井口:何をどう訳しても必ずズレは生じます。本のように厚みのあるものなら、一文一文のズレは仕方ありませんが、ズレが集まって違うところに行ってしまうとまずい。「ここはズレても仕方がないが、ここはズレたらダメ」という線引きをしています。名言は長くなるとインパクトが小さくなってしまうのです。読んだ人に「おっ」と思わせて、かつ「このあと自分はどうしようか」と動かす力がなければ名言にはなりません。

日垣:「Stay」の含蓄や「foolish」が使われている脈絡もありますね。ただの「バカ」という意味ではなく、一流大学の学生の前で「foolish」と言っているわけですから。

井口:私はここは「ハングリーであれ。分別くさくなるな」と訳しています(日本語版『スティーブ・ジョブズ 1』P107)。短さやインパクトでは「バカ」より一段劣りますが、誤解がないような表現にすることを優先しました。

一人でやるのが一番

日垣:『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』(日経BP社)や『スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション』(同)、『スティーブ・ジョブズ 偶像復活』(東洋経済新報社)などのジョブズ本の翻訳は、全部井口さんがやってきました。

『スティーブ・ジョブズ』(講談社)は版権だけで数億円払っているので、普通のベストセラー、例えば『バカの壁』(養老孟司著、新潮新書)のようにたまたま売れちゃったという本とは違って、講談社としては最初から何十万部も売らなければいけない、ベストセラーにしなければいけない本でした(予想)。
 講談社が井口さんに依頼した理由も、これまでの実績があるからでしょうね。今回は井口さんが一人で翻訳をされましたけど、素人考えでは複数で訳したほうが速いんじゃないかな、と思うのですが。

井口:まず、いいものを作るには一人でやるのが一番、というのが大原則です。ただ、今回の場合、問題は間に合うかどうかでした。数人の下訳者をつけて私がまとめる、または共訳にする、ということも考えましたが、下訳者をつける場合、この下訳者は名前が出てこないレベルの人たちですから、訳を私が直すのにかえって時間がかかる。  共訳の場合でも、それぞれの翻訳家のカラーの違いが出てしまうので、特に伝記の場合だと登場人物の性格が各章ごとに揺れてしまい、それを調整するのにすごく時間がかかるのです。結局、私一人でやったほうが速い、という結論になりました。2011年5月頃に講談社から話があって、7月初旬に原稿が来て、それを見てこの量ならギリギリ一人でも間に合うだろうと判断しました。

日垣:『Steve Jobs』はかなり厚いですよね。

井口:はい。22万ワードです。『スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション』は6万ワードですから、普通の3-4倍の量がありますね。『Wikinomics』(邦題『ウィキノミクス』日経BP社)でも11万ワードですから。


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