ID:

パスワード:

前の記事| |次の記事

たった10年で、なぜ抗ウツ剤処方が3倍にも増えたのか

 おかげさまで、9月19日の読者イベントで先行発売しましたところ、会が終
わるころにはなくなり、その後もメルマガ上で「先行発売」という画期的な試
み――というほどでもないですね。かなり早く刷りあがったものを著者として
買い上げ、メルマガ読者限定で少し早めにお頒(わか)ちしただけです――を
しましたところ、またしても即日すべて売り切れ、お申し込み(買い物かご)
をストップするという、いったい何のためのサービスなのか、という感じに
なってしまいました。
 申し訳ありません。


 昨日、さっそく増刷が決まりました。本当に、皆様のおかげです。
 ついでながら愚痴のひとこと(愚痴を言っても解決するわけではないのです
がストレスの発散くらいにはなりますよねえ、お酒が肝臓や脳に悪いとわかっ
ていても、楽しいのと同じように。覚醒剤は違うのかな)。


 まず第1。
 今回の『折れそうな心の鍛え方』(税別777円、幻冬舎新書)は、当初の出
版計画予定にないものでした。理論書でもなく、医師として上から目線で指導
した本でもありません。自分の苦しい体験をもとに、25年ぶりに同じようなこ
とを、あれだけ用心してきたのに再び経験してしまったことを告白するのもた
めらいがあり、しかし、生活や仕事や人間関係や達成感にそれなりの波がある
のは、まさに「生きている」証ではないかと思うようになり、少しヒドめに落
ち込んだときには、いわば総合戦でやってみる。言い方を変えれば、医者が処
方するクスリには安易に頼らない。骨折したのに、痛み止めを飲んでジョギン
グをするのは、誰が考えたっておかしいですよね。


 1999年に日本で「よく改善された抗ウツ剤SSRI」が処方されるようになって
から、この10年足らずで「患者(抗ウツ剤を処方されている人々)」が約3倍
にもなっているのですよ。
 ウツ病患者が増えたのでしょうか? それともウツ病と診断される「理由が
あって落ち込んでいる人」が増えただけなのにウツ病扱いされる人が増えたの
でしょうか。
 ちょっと考えれば、わかりそうなものです。

(後略・・・・・・ 続きをお読みになりたい方はメールマガジンをお申し込みください)

前の記事| |次の記事

 

ページ先頭に戻るトップページに戻る