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STAP細胞は疑問だ 【最も早い時期の正論】

【最も早い時期の正論】

 理化学研究所の女性研究員らが発表した新型の万能細胞(STAP細胞)の論文
(「ネイチャー」2014年1月30日号)を、発表直後に海外で読む機会があった。

 かつて、ドリーの際にはテロメア(寿命遺伝子)が出生当時から短く、つま
り生まれたときから7歳という事実は、しばらくのあいだ隠されたものの、再
現性があった。

 非常に困難なスキルが必要なため、最初のドリーですら、何千回もの失敗を
経ていたのは「サイエンス」を読んでいる者なら常識であったけれども、その
論文自体を疑うものはいなかった。

 ドリーは実在したうえ、他の研究者も再現ができたからだ。

 理化学研究所のSTAP細胞については、ノーベル賞ほしさに論文を捏造しま
くった韓国人エリート研究者を髣髴(ほうふつ)とさせる。
 記者会見でも、多くのものが隠された。写真も、捏造の跡が明確だった。

 私は、STAP細胞が嘘だ、と言っているのでは必ずしもない。

 第一に、誰もほかに同じものをつくれない段階で、科学記者はニュースにし
てはいけない、またはその事実を明記すべきだという点。再現性は、サイエン
スの命だからである。再現性がないということは、極論すれば「この飴(あめ)
を食べたら結腸癌が1時間以内に治る」と言い張るのと変わらない。

 第二に、マスコミや科学記者は、記者会見で、もっとまともな質問をできる
よう訓練したほうがいい。
 PR記事ばっか書いてんじゃねえよ。

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