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国境線が変わるということ

小学校や中学では、「国」を形作るものは、独自通貨、関税権、領土や法の
支配権、共通言語、などと教えられました。

 ジンバブエでは、このメルマガでも現地から報告したり読者限定のセミナー
でも申し上げた通り、ハイパーインフレ(年間2億パーセントものインフレ)
を起こした結果、独自通貨をあっさり捨て、現在では米国ドルが「自国通貨」
になっています。私が今いるウクライナではグリウナですが、ユーロ(もちろ
んEUには加盟していません)も流通しています。日本でタクシーに乗って降り
るときユーロやドルを渡してもダメでしょ?
 マカオと香港の通貨は別ですけれども、マカオのカジノでは香港ドルしか使
えません。

 しかし、Amazonを始め多くのネット通販が幅を利かせ、個人輸入も増え、国
境を直接超えて商いがごく普通に為されるようになると、かつてアメリカがイ
ギリスから戦争を通じて独立した最大の原因が「関税」であった事実は、遠い
過去の歴史だと思い知らされます。

 世界中で領土問題を抱えていない国など見当たらないのに、日本の一部の暇
人はまるで国家最大のテーマとして「領土問題」を錯覚しているため、より複
雑になり、現実的な解決から遠のいているのが実際です。

 共通言語に至っては、教師や教科書執筆者の世間知らずゆえだった、と言う
ほかありませんよね。

 このように見てくると、かつて「国」を形成する条件とされていたものが、
ことごとく崩れてきていることがわかります。

 20世紀前半の世界地図を見れば、「こんなにでかい国だったのか」と驚くに
違いありません。

(後略・・・・・・ 全文をお読みになりたい方はメールマガジンをお申し込みください)

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