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憲法改正の最重要ポイント

 憲法は最高法規だと、どの識者も政治家も役人も政治好きなのに取材もロクにしないブロガーたちも言う。日本も法体系を日々変化させている。次官通達も法に準ずるから、一層そうなる。末尾の法は、キャリアの小遣い稼ぎのために細かい変更を繰り返せているのではないかと強く疑われるほどだ。たとえば宅建は2日で長男に20点台から42点で合格させたが、それは単にコロコロどう変わっているかを30分で把握すればいい。その意味ない改正群を担当しているキャリアに、テキストの解説として実際は編集部かフリーが書いているのに、原稿料という形で賄賂を渡し、当該部署に買っていただくという習わしがある――税金でね。

 基本法をコロコロ毎日のように変えるようにせよ、と言っているわけでは無論ない。
 が、基本法の条文を変えずに、あまりにも大胆すぎる解釈でコロコロ変えるのは偽善だ。
 ここまでは、良いですか?

『そして殺人者は野に放たれる』(新潮文庫、http://gfightermelma.com/neo/r.php?8lvt8083h3k
)が出るまで、少年は4人以上殺せば死刑、成人は2人以上で死刑――という例外なき判例群があった。が、その書物を画期として、いまは1人殺も死刑は「勇気ある判決」ではなくなった。クレイジーとされる殺人事件でうだうだくだらぬ半永久的な議論をして、被害者側に1つも思いを馳せない習慣だけが強く残存している。

 9条が、自民党結党以来の改正焦点になっている――ここまでも、良いよね?

「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。(2)前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。
国の交戦権は、これを認めない。」

 この条文を読んで、軍隊と省を持てる説明をしてほしい。自衛隊という呼称は、王を天皇と呼ぶのと同じ次元なら構わない。国際的には天皇が王であり、自衛隊は軍隊にほかならないのだ。
「陸海空軍その他の戦力は――保持しない」とある明文を、小学生に分かるように、「矛盾しない」とのクリアな説明を聞いたことがない。不可能だからである。

 私は、9条をどうするか、についてここで論じているのではない。もっと根源的なことだ。
 国家の最高法規ならば、明らかな矛盾は、変えていこう。そのシンプルな原理を持とう。私はそう主張しているのだ。
 ネックは何か?
 憲法96条である。

「この憲法の改正は、各議院の総議員の三分の二以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行われる投票において、その過半数の賛成を必要とする。」

 70年もの間、日本は大きく変わった。なぜ憲法をボロボロにしたまま放置しておけよう。何が最高法規か?
 たとえば、裁判官だけは毎年給与を上げ続けなければならない――と唐突に定められた憲法80条2項第2文は、ただちに消去されてもいい一例にすぎない。
 もちろん法は法である。最初の改正のときは96条によって、96条を変えなければ、決して生きた最高法規とはなりえないのだ。
 これを変えると安倍首相が言い出すと、野党はヒトラーの再来と言う。(後略...続きは「ガッキィファイター」メルマガで)

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