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アフリカに対する考えが変わりました(第9回) ジンバブエの奇跡とは

 結論から言えば、自治体や国家の経済は破綻(はたん)しません。
 オオカミ少年たちが、そのように脅しているだけです。

 日本の自治体で最悪と言われた夕張市の財政は破綻しましたか?
 消えてなくなりましたか?

 せいぜい、総務省やら東京都やらが「俺たちが救ってやった」とデカい口を
叩いてみている程度で、本当に「税金や補助金で成り立っているエリア」は破
綻するのか否か、はっきり答えを出しましょう。

 潰れません。
 なぜか。
 民間とはまったく構造が異なるからです。

 民間は、損益が崩れて赤字が膨れ上がり、対策(私財投入や、リストラや、
銀行への懇願や、債権や株での手当や、スポンサーなど万策)が尽きると、倒
産せざるをえません。

 が、そもそも収入をまったく気にしたことのない公共機関(国や自治体)は、
民間企業とは、まったく経済構造も、勤労者のメンタリティも違います。

 私は公的機関の存在を否定するものではまったくありません。誤解しないで
くださいね。そんなクレイジーなことを言っているのではありません。
 構造とメンタリティが異なる、と本当のことを指摘しているだけです。

 我々勤労者は、何も(生産も流通もサービスも)しないのにお金が自動的に
入ってきたら、多少は(笑)メンタリティや消費生活は変わるでしょう。
 実際にはまずありえませんけれども、想像してみてください。

 それが、我が国のお役所の実態です。
 オオカミ少年的に「財政破綻!」を騒ぎ立ててきた人々は、財務省の飼い犬
か、無能な公的ボスたちです。そこに例外はありません。すべてポジション
トークなのです。

 電力会社から大金をもらって「原発は安全だ」と言っていた人と、まったく
同じ構造です。この国は、先進国なのでしょうか。

 さて、ジンバブエに話を戻します。

 今もジンバブエ経済について研究を続けている外国人は、私を含めて数名か
もしれませんが、史上空前のハイパーインフレ時代には数千人はいました。
 どこへ消えたのでしょうか? チーズ君たちは。

《アフリカ南部のジンバブエが、崩壊の瀬戸際に立たされている。驚異的なイ
ンフレにコレラの大流行、飢えの広がり。だが、5期目に入ったムガベ大統領
(84)は独裁色を強めるばかりだ。かつて「アフリカの穀物庫」と呼ばれた豊
かな農業国は、今や「失敗国家」に数えられる。》というリードをつけて大き
な記事を載せた朝日新聞(2008年12月31日付)。

 記事の文中に、こうある。

《エリザベスさんは24日、コメを買う現金を下ろすため朝4時に銀行に行った
が、すでに数百人が並んでいた。月に100億Zドルという引き出し制限があり、
一度に多くを引き出せないためだ。空腹のまま並び続けた午後4時前、順番が
来る直前に銀行は閉まった。うなだれた様子で段ボールを敷き、徹夜を始め
た。》

 うそっぱちな記事を書くな。
 いい加減にしろよ。

 私はハイパーインフレ前、最中、そして爾後にジンバブエの「経済」がどう
なるかを現地で見続けてきた。

 まずこの記者に限らず、彼らジャーナリストさんたちのアタマのなかをカチ
わってみると、以下のような思い込みがあることが判然とする。

(後略・・・・・・ 続きをお読みになりたい方はメールマガジンをお申し込みください)

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