この切迫した情勢下で「プラモを語る」by石破茂防衛大臣
以前、防衛施設庁の巨額な無駄遣い(存在自体が無駄)について、このメル
マガで触れたことがあります。
便宜のため(会員専用サイトでバックナンバーをご覧になれますが)、一部
再録しておきましょう。
《防衛施設庁は、いきなり来年早々に防衛省に飲み込まれてゆきます。しかし、
これまで施設庁がいったい何をしてきたのか。米軍基地からかなり離れた住宅
地の家々にも、タダで雨戸をつけたりタダでケーブルテレビを入れたりタダで
クーラーまでつけたりしつつ、毎年予算化が必要なので例えば「今年は町田市
では8,200世帯に空気清浄機をタダで交換」とかを延々やってきたわけです。
防衛施設庁にお金を出してもらった住民は、それらの家電が故障したときにも、
街の電器店で勝手に修理すらできないのですよ。
防衛施設庁は、儲けで笑いが止まらないオイシイ社に天下りをし、平然と談
合を重ね、他社を締め出し、そうやって税金を湯水のごとく無駄遣いしてきま
した。それ以外の仕事を、防衛施設庁はしてきたのでしょうか?
一切していません。
本来なら解体すべき防衛施設庁を残置し、防衛庁という必要不可欠な庁と足
して「省」にする、という案になぜ、ほとんどすべてのマスコミとほとんどす
べての政党が賛成なのか?
お断りしておきますが、社民党や共産党に「反対」する資格などありません。
なぜなら、自衛隊や防衛庁は「違憲だから存在しない」として、両党は冷戦
時代に、自民党が多めに出してくる防衛予算をずっと事実上丸呑み(本当です
よ!)してきたのだからです。》(2006年12月1日号)
今は防衛省次官の汚職がようやく報道されるに至っていますが、そんな小さ
な問題ではありません。
さて、この一大事に現役の防衛大臣は「週刊プレイボーイ」誌上で、勤務時
間内に趣味のプラモを自慢をしながら(大臣室にもヲタな品々が多数陳列され
ているのです)、なかなか興味深いお話をなさっています。
(後略・・・・・・ 続きをお読みになりたい方はメールマガジンをお申し込みください)