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出来佐和子『これがとなりの奴の給与明細だ!』(ダイヤモンド社、1,427円)

 たまたま私は社会人になった1カ月めから「給与明細」を保存しています
(笑)。いや、何でもとっているわけではなく、時系列で保管してあるのは、
スケジュール手帳と給与明細と確定申告書類と取材ファイルと100冊を超える
海外旅行時出納帳くらいなものです。
 まあ、それだけでもスゴいと言えばスゴいわけですが、自分で言うものでは
ありません。


 このうち「給与明細」に私が興味を持ち始めたのは、もちろん初任給をも
らったときが最初で、次が転職したときです。「こんなにも違うのか」と驚き
ました。額が、だけでなく、会社によってメニューが、です。


 本書は、まだ大手都市銀行がイケイケのころに出たものなので、若干「今と
は違う」部分もあります。けれども、おおむね業界や会社によって「こんなに
違うのか」と仔細に驚きつつ、いろいろな意味で「社会が見えてくる」給与明
細の稀有なレファ本です。


 類似本として、天才工場編『他人の給与明細』(東邦出版)、遊々舎編『他
人の給与明細がこっそりわかる本』(広済堂文庫)、落合孝裕『給与明細のカ
ラクリと社会のオキテ』(秀和システム)があります。


 財務諸表も読めないままでは、経済を語ることなどできません。と、脅して
もいけませんので、至急『会社の数字に強くなる本 給与明細から財務諸表ま
で』(日本実業出版社)で勉強してください。

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