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第321号6月8日

■■韓国でも「拉致」意見広告を三大紙へ
 ――最終日直前  募金は目標達成カウントダウンへ■■


■本日の緊急コメント
      「足利幼女連続誘拐殺人事件」菅家さん釈放へ■


 本日、東京高等検察庁は、「足利(あしかが)事件」で無期懲役が確定していた菅家利和(すがやとしかず)さんを釈放しました。
 あたりまえです。
 彼を犯人にでっちあげた捜査官、科捜研の面々や検事たち、また彼が犯人でないことをうすうす気づきながら起訴をし、かつ死刑ないし無期懲役を求め、それに疑いを挟む能力をまったくもたなかった多数の裁判官諸君。
 菅家さんに心からの謝罪をしていただきたい。このたびの経過に何も感じないプロたちは即刻退場してもらいたいと思います。


 冤罪は許されるべきではありませんけれども、完全になくすことはできません。しかし、誤りに気づいたときは迅速に舵(かじ)を切るべきですし、なぜ、どのセクションの人が、いつ、どこで、どのように捜査や公判維持を誤ったのかを公表すべきです。あるいはマスコミに関わる我々自身が取材し明らかにす
べきでしょう。個々の小役人をツルしあげるためにではなく、誤りを誤りとして認め、関係者に謝罪し、みなで再起を誓うためにです。


 これから裁判員制度が始まります。素人(しろうと)に、こんな複雑な事件が判断できるのか、という意見も軽々しく今夜のニュースショーや明日の朝刊で開陳されることでしょう。しかし、例えば私もズブの素人です。閉鎖的でない教養と常識的な判断力があれば、裁判官諸君よりはずっとマシな評決をでき
ると改めてそう思います。


 かつて「論座」1996年8月号に書き、そのひとつの章として『情報の技術』(朝日新聞社)に、次いで『情報系 これがニュースだ』(文春文庫)に収録されたのですが、出版社でも絶版(もう増刷されることはない状態)になってしまいました。
 私のサイト(「ガッキィファイター」)では、絶版本をすべてPDF化して読んでいただけるように作業を進めています。
 それはともかく――。
 足利事件とは、いったい何だったのでしょうか。


 栃木県警、東京高検ほか関係者の皆様。少なくともあなたがたは、決して事実から目をそらしてはいけない。犯人は別にいるのです。
 おそらく足利周辺に、連続幼女殺人魔は今も狂気をもって、まさに野放しにされています。
 冤罪は正されつつあるとしても、これだけ無為な時間が過ごされたがために、また別の犠牲者が出ていたのではないか――。


 少しだけ皆様のお時間をいただき、13年前の私のレポートをお読みいただければと思います。
(下のURLをクリックしてみてください)

 http://www.gfighter.com/images/shop/19DNA.pdf

 今週から、メルマガを通常配信いたします。
 体力も回復しました。
 読者の皆様に、深く感謝申し上げます。


 先ほど、菅家さん釈放の知らせを受けてすぐ、皇居を初めて走ってきました。
コメント要請はすべて無視。ごめんね。自分たちで調べなさい。ともかく私はランニング初心者ですから、5キロ(皇居のランニングコースは本当に5キロちょうどなのですね)を25分弱。4人に抜かれて、20人くらいを抜いた感じです。
 抜かれるのは、悔しいですね、性格的に。
 先月はグアム島で、文字通り「自主トレ」をしてアップダウンの激しいランニングコースを毎日5キロ走り続け、先週は八丈島で5・6キロを約30分で走りました。明日は初めて10キロを走ってみます。
 書き続けるためには、体力維持が肝要だと、2年ほど前に深く思い知った次第です。そのテーマでは、『「無駄な抵抗はよせ」はよせ』(ワック)が6月20日に刊行されます。


 皇居の向こう側に沈んでゆく初夏の夕陽は、とても美しかった。
 サイパン島で夕陽を見ながら「休筆」を決めてから、およそ1年半が過ぎました。
 長い休暇を終え、再び本格的な活動を始めます。
 夕陽は、私にとって、再起の象徴です。必ずまた明日、陽は昇るのです。


 ではまた、ごくごく近いうちに、通常メルマガ再開号にて、お目にかかります。


                               日垣 隆


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※お申込みは締め切らせていただきました。

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