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第465号(2月1日)

■主な目次■

 ◆はじめに
 ◆推薦本の数々
  ―――参加者からの推薦本&理由と(日垣の)コメント
(ライブ)をざっと読んで、数冊でもとにかく読んでみませんか。

   
 ■同名のお酒を飲みながら――
 『100年の孤独』(ガルシア・マルケス、新潮社)
 ■第二次世界大戦時のアメリカの力――
 『第二次世界大戦 影の主役』
  (ポール・ケネディ、日本経済新聞出版社)
 ■びっくりする箇所がたくさん――
『コーラン』上・中・下(井筒俊彦、岩波新書)
 ■科学的な発想を見につける――
『科学の方法』(中谷宇吉郎、岩波新書)
 ■死を覚悟して書かれた本――
『生物の世界』 (今西錦司、講談社文庫)
 ■昔は盗用天国――
『芋虫』(江戸川乱歩、角川ホラー文庫)
 ■悩んでいるときに薦めていいのか――
『車輪の下』(ヘルマンヘッセ、光文社古典新訳文庫)
 ■社名にするなら――
『ガリア戦記』(カエサル、岩波文庫/
  講談社学術文庫/平凡社ライブラリーなど)
 ■座禅は体験から――
『臨済録』(入矢義高、岩波文庫)
 ■生涯現役の二大巨匠――
『若きウェテルの悩み』(ゲーテ、新潮文庫)
『暗黙知の次元』(マイケル・ポランニー、ちくま学芸文庫)
 ■すすめられるうちが華――
『自由論』(ジョン・ステュアート・ミル、岩波文庫)
 ■名著とは――
『ゲーテとの対話』(エッカーマン、岩波文庫)
 ■マッカーサ禁制の本――
『アメリカの鏡・日本』(ヘレン・ミアーズ、アイネックス)
 ■日常を歌った幕末の歌人――
「独楽吟」(『橘曙覧 全歌集』・橘曙覧、岩波文庫に収録)
 ■進化論に異を唱える――
『偶然と必然』(ジャック・モノー、みすず書房)
 ■調和と武術
『日本の弓術』(オイゲン・ヘリゲル、岩波文庫)
 ■19世紀きってのジャーナリストによる日本紀行――
『日本奥地紀行』(イザベラ・バード、平凡社ライブラリー文庫)
 ■名文で「だめんず」を愉しむ――
『夫婦善哉』(織田作之助、新潮文庫、kindle)
 ■お薦めは寂聴版――
『源氏物語』(紫式部、kindleほか)
 ■序文だけでも読む価値あり――
『資本論』(マルクス・エンゲルス、資本論翻訳委員会訳、
  新日本出版社ほか、全集は大月書店)
 ■最近の話題でも――
『君主論』(マキャベリ、岩波文庫)
 ■専門家によるエンターテイメント――
『アルジャーノンに花束を』
  (ダニエル・キイス、ダニエル・キイス文庫)
 ■西洋文化を深く知る――
『聖書』(日本聖書協会)
 ■現代の常識と古典
 ■20世紀ベストのエッセイ――
『保守とは何か』(福田恒存著・
  浜崎洋介編集、文春文藝ライブラリー)
 ■旅先で読む――
『夏草の賦』 (司馬遼太郎、文春文庫)
 ■上司は選べなくても、本なら師を選べる
『インディアスの破壊についての簡潔な報告』
 (ラス・カサス、岩波文庫)、
『「空気」の研究』(山本七平、文春文庫)、
 『ゲーテとの対話』(エッカーマン、岩波文庫)
 ■今読むと価値がある本――
『空想より科学へ』(エンゲルス、空想より科学へ)
 ■書いているとき以外は博打打ち――
『アンナ・カレーニナ』(トルストイ、新潮文庫)
 ■落語家に話術を学ぶ――
『考えるヒント』(小林秀雄、文春文庫)
 ■読まずに死ねない――
『聖職の碑(いしぶみ)』(新田次郎、講談社文庫)、
 『孤高の人』(新田次郎、新潮文庫)
 ■謎が多いけれど理解できる国、日本――
『シュリーマン旅行記 清国・日本』
 (シュリーマン、講談社学術文庫)

◆お知らせ


■今読むと価値がある本――
『空想より科学へ』(エンゲルス、空想より科学へ)

参加者Zさん: 古典を読むのが苦手で、大学生の頃に悪い先輩から『賃労働と資本』『共産党宣言』『空想より科学へ』を読まされた時代に遡らないと読んだ記憶がないぐらい読んでいません。
『空想より科学へ』は、当時の息吹を感じるためにも面白い本だと思います。一定の世代以下の方は誰も読まないので、今読むと価値があるのではないかと思いました。

 それから、『ミカドの肖像』(猪瀬直樹、小学館文庫)も。今、無性に猪瀬直樹さんの本が読みたくなって読んでいます(笑)。

日垣:私としては、今の(都知事を辞めたあとの)猪瀬さんが一番好きかな。朝日新聞に「絶頂から奈落へ」という見出しをつけられていましたが、私は今が奈落だとは思わない。必ず立ち上がる人です。
 ピークや底についてギャンブルや株をしているとわかりますが、完全に底で買ってピークで売ることはできない。7~8割で売れればいい。人生もそうですよね。『ノンフィクション宣言』(猪瀬直樹、文春文庫)という本があります。この本に出てきた人たちのその後......「人生、一手の違い」という点で。とても面白いなと思います。近いうちにメルマガで書きますね。


■謎が多いけれど理解できる国、日本――
『シュリーマン旅行記 清国・日本』(シュリーマン、講談社学術文庫)

司会Tさん: 幕末にシュリーマンが支那経由で日本に来た時の記録で、前半には上海、後半に江戸の描写があり、当時の中国と日本の比較がよくわかります。イザベラ・バードやアーネスト・サトウなど幕末から明治の初めに来て日本の原点を書き残している。その中でもこの本はとても読みやすい面白い本です。

日垣:シュリーマンの『古代への情熱 シュリーマン自伝』(新潮文庫)も大好きな本で、小学生、中学生に読ませたい筆頭の本です。
「清国・日本」のように、世界の中でも日本に関した本はとても多い。日本がそれだけ好奇心をかき立てられる独自の文化で、江戸時代が300年続いたこととも関係があるのでしょうけれども、驚かされること、謎が多くあるのに理解可能なものだったというのも大きかったと思います。

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