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第9章 戦後初の観光客参上

 バグダッド市内で最も危険な一帯とされるサダム・シティ。「非常に危険だ」とパレスチナホテルに住みついて外に出ない記者たちだけでなく、米軍兵士もガイドも口を揃えて言うのである。が、実際に行ってみると、とても愉しいところだった。が、好奇心旺盛な「少年のような」イラクの男と本物の少年少女たちは、珍しい観光客をあっという間に取り囲み、まるでビートルズ(笑)でも来たかのような大騒ぎとなってしまう。

  湾岸戦争以来13年、イラン・イラク戦争以来では23年間、この国の人々は「外国人」といえば兵士とジャーナリストしか見たことがなかった。

  日本から中途半端な「敵」として自衛隊を1,000人送り込むより、1,000人の観光客がイラクを訪れたほうが数段、その復興支援と両国の良好な関係に資することは疑いない。




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